【BL】No Titlexxx
ナミの葬式以来、俺は引きこもりがちになった。
正月はルキ達が初詣に誘ってくれたけど、とてもじゃないけど行く気になれなくて断った。
冬休みなんてとっくに終わったのに、学校だって行ってない。
たまに竜がメールをくれて、最初は体調崩したとかいろいろ返信してたけど、最近は返信どころか携帯すら見ていない。
何も食べず、誰にも会わず、俺はだんだんと弱っていった。
家から一歩も出ずに毎日毎日、ナミとの思い出に浸っている。
気づけば眠っていて、夢の中でなら逢えると思って必死にナミの姿を探した。
ナミは一度も出てきてくれやしないけど。
「…ぉ………クォ……クオ…っ!」
誰かに名前を呼ばれて俺は重い瞼をゆっくり持ち上げた。
そこには眉間に皺を寄せたルキが。
「葬式以来顔見せねぇし、電話しても出ないし……。つーか、ぜんぜん大丈夫じゃねぇじゃん。」
俺と目線を合わせたルキはため息をつく。
そう言えばナミの葬式の日に、ルキに一緒に暮らすかって言われたけど、大丈夫だって答えたんだっけ。
「お前、ちょっと痩せた?ちゃんと飯食ってる?」
ルキの言葉はちゃんと耳に入っているのに、上手く頭まで届かない。