教育実習で出会った恋人
「へ!結構生徒思いな先生なのねぇ!」

「まあてって言っても。後。一週間したら。この学校ともお別れだけどなあ」



そういえばそうだったと恭子は思った


「一週間」


「ああ。お前も知っているだろう?って今更だけど」


恭子はふいに怖くなった


「いやあ!」


泣きそうだった。先生と離れ離れになるなんて


「どうしたんだよ?いったい…」
「いなくならないで。私、先生のこと好きになっちゃったあ!」



そう言いながら時鷹に抱き着いた。


「やめろ!離れるんだ!お前は生徒だ。」


そう言って離れた。そして部屋から出ようとした。


「俺は生徒にそうゆう感情抱けない。さようなら」


そう言いながら時鷹は立ち去って行った。それから一週間、時鷹は一度も恭子と視線をあわすことなく
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