18歳の女王様~うちらの選んだ道~
そして私はこの勢いで勇気を持って聞いてみた。
「本気の恋ってどんなだったの。。?」

それを言った瞬間、また胸がキュッとなる

「俺の?」

「うん。。」

すこし間が空いた。。

「すげー大人って感じだった!」

「。。。うん?」

「一つしか歳は変わらなかったけど。一人で何でもできてさぁ、尊敬もできる女だったなぁ」

そのヤスの言葉に私は深い愛を感じた。。

よくわからないけど。。
その言葉に重みがあった。

「。。へぇすごいなぁ」

それしか言えなかった。

もうそれ以上聞きたくなかったけど。

ヤスは話し始めた。。

「俺さぁ、両親共働きで出張とかもあったし家に一人で居ることのが多かったんだよね。。」

「。。うん」

「だからよく彼女を家に連れてきてたんだ。まぁ。。半同棲みたいな!」

「。。へぇ」

知らないヤスの過去。。
「そんでさぁよく夕食とか作ってくれたり掃除とかもしてくれたり。。よくやってくれたんだよね」

「すごいねぇ。。」

「けどさぁその頃俺も夜に友達とかと遊び出掛けたりとかも多くて俺んちに彼女一人で居たりとかあって。。多分俺には言わなかったけど寂しかったんだと思うんだ。」

「。。。」

「それで結局さぁいきなり彼女の方から『別れよう』みたいに言われてさぁ。。」

「。。そっかぁ」

「なんか俺、変に自信あってさ!彼女はずっと側にいると思いこんでたんだよな。だけど居なくなって気付いたよ、すげー大切な女だったし失った物がどんだけ大きかったかって。。」

ヤスの声が弱々しく、切なかった。

私はその言葉を聞き自然と涙が溢れた。

何で泣いたのかはわからない。

だけど心に感じるものがあったんだ。

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