18歳の女王様~うちらの選んだ道~
そしてしばらくしてまた店の扉が開いた。

ガチャ。。


私は再び恐怖でドキっとした。


そしてフロントの明かりがつく。


「はぁ。。どうしたらいいんだ。。」


その声はこの店の店長の声だった。


私は部屋のドアをちょっと開けると店長だけ居るのを確認した。


そしてゆっくりフロントへ向かった。


「。。。店長!」


「えっ!はぁ!」


いきなりの私の声にビックリした表情だった。


「実花!今帰ってきたのか?」


私は横に首を振った。


そして青ざめている私の表情を見て店長が言った。



「今の話。。。聞いてたのか?」


「。。。。うん」



私は下をうつむきフロントの椅子に座った。



「。。。ごめんこれから大変なことになりそうだ」


店長が切ない表情で私を見た。



「ねぇ。。借金って何なの??」



私はさっき聞いた話を全て話してもらった。



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