18歳の女王様～うちらの選んだ道～
「えっそうなの。。？」


「てかなんでうちの社長はあの男に金借りたりしたんだろう。。」


「うん本当。。借金なんて。。」


「。。。店の売り上げが悪いから借金したのかな。。」


「てか、それにしても社長は今監禁されてるのに大丈夫なの？」


「。。それはさっき聞いてたと思うけど、この店を買い取るって。。」


「。。。じゃあもうこの店はこれからうちらの店じゃなくなるの？」


「うん。。完全に立場は無くなった。。」


「そんな。。許せない！！」


「ここの女の子はこのまま使うって言ってたけど。。」


「許せない。。。」


「うんもう今までのやり方ではできなくなるな。。。」


そういうと店長は切ない表情で売り上げ表を見た。。


「。。。そんなに売り上げ悪かったなんて、私。。ごめんなさい」


私は自分の力不足がすごく悔しかった。。



「何言ってるんだ。。実花にはずっと助けてもらったよ。。」



「ううん。。私、全然ダメだったよ。。」


「実花！！そんなこと言うな！お前らは悪くない。。俺が。。悪い」


そして店長はベランダに出ると一人タバコを吸いながら黙ってしまった。



「。。。店長」


私はそんな姿を見てすごく悔しくて。。。あの店長が本当に憎かった。。



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表紙・目次

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