18歳の女王様~うちらの選んだ道~
そして私はすぐ横に眠っている綾ちゃんを起こした。




「ね!!起きて!!大変なの!!」




「。。。何!?」




その声に綾ちゃんがすぐに起き上がる。




「ハルカが!裕ちゃんに殺されるかもしれない!!」




「えっ?何言ってるの?」



急な展開に綾ちゃんも頭が追いつかない。




「ハルカと別れたくないからって、リストカットしてるみたいだし!!」




「えっ??どういうこと?」





「裕ちゃんが別れるくらいなら一緒に死のうって言ってるみたいで!!」




私はカナリ動揺しながら話した。





「えっ?でもハルカの家とかに来てるわけじゃないんでしょ?」




「違う今一緒に居るんだよ!!」




「はぁ?裕ちゃんと??」




「うん、裕ちゃんから死ぬってメールが来たらしく、それ見てハルカが会いに行っちゃったんだ!!」




「マジで??」



綾ちゃんもそれを聞いて動揺を隠し切れない。




「それで今ハルカから電話きて、助けてって。。」




「助けてって??何かされたの??」




「まだ何もされてないみたいだけど、今ホテルに居るんだって!!」




「ホテル??」




「うん、裕ちゃんがお風呂に入ってる隙にハルカが電話してきたの!!」




「それで。。全然場所はわからないの??」




「。。。わからない!!そんで今電話してたらいきなり切られたんだよ!!」




「えっ??やばくない??」




「うんどうしよう。。」
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