スペシャル☆プラス
「真保?」
急にだまり込むあたしを不思議に思ったのかあたしの名前を呼ぶ矢島。
だけどあたしの目線が浩平の下駄箱だと気づいた途端矢島はあたしの両腕を捕み、下駄箱に追い詰めた。
「矢島…?」
一瞬ドキッとした。
だってあまりにも矢島が切ない表情を見せるから。
「そんな顔しないで?」
こっちが泣きそうになるよ…
「じゃあ…俺にしろよ。」
握られた両腕に力がこめられる。
「矢島痛…」
「忘れろよ、そいつのことなんて…」
忘れる?
浩平を…?
忘れる…?