サプライズ〜卒業したら〜
子供の事情



「本当に?」



「まぁねこれ以上樹の悲しむ顔を見たくないでね

だから明日になったら未駆は内海のいいなりになる必要はない」



ヤバイまっちゃんが天使に見える




「……まっちゃん1人が決めても大丈夫なのかよ?」




「まぁ一応俺も次期社長なんでね


未駆の会社も将来を考えたら欲しいからちょうどいい


……それより早く樹に言ってくれば?」




「認めてくれるの?」



あんなに反対してたくせに




「言うだけは自由だ


まだ早いしまだ未駆の年齢じゃ無理だ


俺が認めてない」



………やっぱりまだ認めてないか




「早く樹の所に行け

全てを言ってフラれて来い」




まっちゃんに無理矢理追い出され


外に樹がいた





「……まっちゃんが」



「樹……話があるから」




< 116 / 120 >

この作品をシェア

pagetop