恋する背中をつかまえて


浅野から詳しい場所を聞き
アクセルを踏み込んだ。


呼ばれた先は居酒屋だった。

店先に浅野が立っていた。





「…わりぃ。

取り敢えず美羽ちゃん
頼みたいんだけど」

「美羽はどうして
電話に出なかったんだ?」

「カクテル飲みすぎて、
酔っ払っちゃってる」

「飲ませたのは浅野だろ?
どうして止めなかったんだ?!」



俺の美羽ではないけど、
知らない表情をいっぱい
浅野が知ってるみたいで、
どうしようもなく嫌になる…。





…どうして…



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