魔女と魔獣
「おかげでもう会えないし……」
笑いごとじゃない。


「ごめん、でもさ……
こんなひどいことする奴
やめろ、あいつは冷酷は男だからな。
おまえには似合わない。」


「似合わなくても
冷酷でも
私にはアイツしかいないから。」



「純愛か?」



「うーーーーーーん
純愛が隠れてるんだ。」



その瞬間だった


私は元哉に抱き締められた。




「おまえ、俺の女になれ。」



ノノが二人の間に挟まれて
息が荒くなっていた。
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