魔女と魔獣
しばらく待っていたら
真重ではない
似たような人間の集団が
入ってきた。


「ちわ~」


マスターに礼儀正しく
挨拶をしてから
ボックスに座った。



「マジュさんってほんとこえーな。」

声に集中した。

「この間の喧嘩の時なんて
すごかったじゃん。
叩きのめしかたはハンパじゃねーし。」


「いらついてるんじゃね?」


「なんで?」


「あのこんじょーやきさ~」



「あ!!聞いた。
なんか変な女がやり返したん!!」


 私のことだ


「プライドずたずただろ~
あのマジュさんだって。」


 ますます会いづらい
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