魔女と魔獣
部屋に戻ると
案の定

マリリンがベットで雑誌を読んでいた。



「マリリン!!」


「うふふ~
よくやったわね~」

私はマリリンを抱き締めた。


「第一関門通過!!
これからまたいろいろあるけども
これからは二人で乗り越えてよ。」


「なんかね、最初は早く
帰るためだけだったのに
途中からもう
真重に心が傾いてきて
マリリン
翔のこと今だけ忘れてもいいよね?
ここでは真重を愛していいよね?」



「それが
翔に早く会える近道よ。
あなたはマサ代なんだから」



「裏切ってるんじゃないよね?
真重をどんどん
好きになっていいんだよね?」



「本当の二人も
すごく愛し合っていたから……」



「あんがと
マリリン~~
今日はすご~く幸せな気分~」


明日からきっと
毎日が幸せ色に変わるだろう。
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