理想の結婚
「はっ!? 果穂ちゃん、
帰らんくて大丈夫か?」


「はい。大丈夫です。
もう少しこのままでいたい。」


そう言って俺の胸に顔をうずめた。


そんな果穂ちゃんを眺めながら
そっと肩を抱いた。



ずっとこんな日を望んでた。
こんなふうに彼女と朝を迎えることを。


祥子はこんな風に
甘えてはくれなかったから・・・


今は何も考えてなかった、
果穂ちゃんのこと、これからのこと、
祥子のこと・・・


ただこの夢の様な時間を
もう少し過ごしていたかった。












< 146 / 203 >

この作品をシェア

pagetop