理想の結婚
高橋の後姿を見つめながら考えていた。


思えば、いつも高橋は
俺が寂しいときや
辛いときに限って現れて、
その明るい笑顔で元気をくれたなぁ・・・


真っ直ぐで純粋で一生懸命で、
俺のことをこんなにも想ってくれる。


こいつとなら一生を
共にするのも悪くないかな・・・


俺はそんな気持ちになっていた。


高橋・・・


いつもありがとうな・・・


おまえが俺の理想の結婚相手かもしれない。


そんなことを思いながら俺は
頑張って料理を作る高橋を眺めていた。




< 201 / 203 >

この作品をシェア

pagetop