オルゴール
急いで着替えて、席に着いた。


「いただきま~す♥」今日は魚か。


「行っていいって!?」じゅきが顔を近付きてきた。


海は指で〇を作るとじゅきが笑顔になった。


「どこに行くの?」


「友達とバーベキュー」


「姉ちゃんの好きな人なんだって」


じゅきが口の中に食べ物を入れながら言った。


「ちょっ、言わないでよ!!」


「あら、いいじゃない。私もお父さんに誘われて…」


あぁ、また始まった。お母さんの昔話。


軽く流してるから話は頭には全く入ってない。


右の耳から入って左から出るみたいな。


それから長々と話をつづけるのであった。
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