名探偵とスイート*ハート
ガバッ
はあ、はあ
「……」
「あ!やっと起きましたね、所長。早速、この件についてなんですが………て、所長??」
冷や汗と、込み上げてくる苛立ち。
私は、彼女を思いっきり睨み付けていた。
「まったく、何なんだ君は!寝起きを襲おうだなんて」
「はぃ?そんなの冗談ですよっ。てかどんだけ私が嫌いなんですかっ」
私の怒りは爆発寸前。
すぅっ、と、大きく息を吸い込んで………、
『宇宙1だぁあっっ!!!!』