双子の王子様
『今時いねぇだろ!どんだけ坊ちゃまなんだよ!!』
何何?私が笑われてるわけ?
…何か悔しい気分になる。
俯いていたら、遼也君が私の手をさりげなく握った。
『行こう?教室戻ろ』
『あっ、うんっ』
遼也君と2人で歩きだすと、いきなり肩を引かれた。
そして、右耳を軽く噛まれるようなキスをされた。
『なっ…?!』
『またな。梓依。』
龍稀は今度は私の右目の少し上にキスした。
そして向きを変えて歩いていった。