双子の王子様
『昨日帰ったらさ…』
龍稀が話し始めたけど、私は俯いたままだった。
『遼也が顔真っ赤にして寝転んでたんだ。』
『へ…へぇ~…』
『熱でもあんのかと思ってさ…。顔覗き込んだら超元気でさ、今のお前と同じような反応したんだよ。』
『えっ?』
『絶対何かあったんだろ?言えよ。』
龍稀は真剣な表情でこっちを見てた。
『何で…』
『言えよ。何があったんだよ』
『っ…あんたには関係ないでしょっ』
そう言うと、龍稀は止まった。
私は驚いて龍稀を見た。