一瞬の時
ウザィ


怒りマークが何個もつきそうなくらい…


私はその声を聞かないようにして、また山ずみの資料に向き合った。


『ン…ァッ…祐…希ッ』


イライラする。


こっちは真剣にやってるのに廊下からする声。

だいいち間城は廊下でやって平気なのか?


先生にバレたらどぅ言い逃れするんだろう。


私はそんなことを思いながらまた手を動かした。




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