ツンデレ王子
「いえ、なんでもないです」







俺はそう言いながら席に着いた。







「そうだ!赤星。昼休みに、職員室に来てくれ」

「あっはい」







なんの用だろ。めんどくさいな。それにあいつの視線。また俺を見て笑ってやがる。バカ野郎が。

そして昼休み。俺が教室から出て行こうとすると







「おい!赤星!職員室行くんだろ?」

「あぁ、だからなんだよ。てめえに関係ねえだろ?」



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