ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~
「いいんだ 花音ちゃんが俺の事を好きだって言ってくれただけでうれしい」



もう一度胸に引き寄せられ額に唇が落とされる。



「何時に終わる?」



「え・・・っと・・・本当は10時までなんです」



「そうか・・・じゃあ、俺も今日のうちに帰ってくる」



「え?・・・カイトさんは忙しいんじゃ・・・」


今の言葉を自分の良いようにとってしまいそうになる。



「俺なんかがいなくても店の顧客には問題ないよ 花音ちゃんに会いたいんだ」



カイトが笑みを見せた。




< 159 / 498 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop