ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~
「カイトさん!」


――どうしちゃったの?こんなに飲むなんて。


ヒロは2人の雰囲気に戸惑った。


恋人だと言ったカイトは彼女に対して冷たいし、彼女は驚いて唖然としている。




「カイトさんを送ったら、彼女を送りましょうか?」


ヒロは2人を見て言った。


「いや、いい 彼女は15階に住んでいるんだ」


花音にこんな醜態を見せたくなかった。


自分の弱い部分を見せたくない。


花音に会ってすっかり酔いが醒めてしまったカイトだった。


「カイトさん・・・」


「明日・・・電話するよ」


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