ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~
『わしの代わりにパーティーへ出席して欲しいのだ』


「パーティーですか、おじい様の頼みならばもちろん・・・・イギリスではないですよね?」



『あぁ フランスなのだ 大事な友人なのでね』



「それならばおじい様が行かれた方が先方は喜ぶのでは?」


莉緒がきょとんとした顔で紫苑を見ている。



英語が早すぎてついていけないらしい。



『実は心臓病の手術で明日から入院でな』



「おじい様!なぜそんな大事な事を話してくれなかったのですか!」


紫苑は驚き声を荒げた。



『たいした手術ではない 簡単なバイパス手術だ お前たちに見舞いに来てもらうほどのことではないからな?』



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