一筋縄では逝かせない★


「あぁぁぁ苛々する…」



女神はどこからか五寸釘を持ってきました。



「いくら金属とはいえ、釘を打ち込んだらただじゃ済まないでしょうねぇ」



目が据わっています。



「よくもわたしのお気に入りの焼きカラメルプディングタルト~メープルソースとホイップクリームを添えて~を食べちゃってくれたわね…」



ずいぶんくどそうなケーキです。



「カ…メ…あ!ケーキの名前にカメって入ってる!!むかつくわ!」



もはや完全なる言いがかりです。



「もうわたし二度とカラメル食べない!」



そこに門番が3時のおやつを運んできました。



「あの~…今日のおやつはカラメルソース入りプリンシューになります」



「…~っ……早よよこせ」






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