恋のメロディ
俺はメールを送信してから、藤崎さんを見ていた。
♪~♪~
メールが届いたみたいで、携帯を藤崎さんが開いた。
内容に驚いたのか、周りをキョロキョロしはじめた。
もしかして、俺を探してる?
「陸、飯なににする?俺が買って来てやるよ。」
「あっ、ならカレー」
「了解」
純平が買いに行くのを見て、また目線を藤崎さんに戻すと、
「あ…」
目が、あった……。
目があったのは久々かもしれない。
「!」
笑っ、た……。