Cross

祐介

自分の家に着いて
電気もつけずにベットに倒れ込んだ


今日の出来事が頭をかけ巡る

真実を口にされただけでこんなにも苦しい


この子は純恋じゃない!―


約束したんだ

もぅ二度と同じ事は繰り返してはいけない


"君は私が守るから"


そう言って君は俺を傷つけた


何を犠牲にしても

ただ君がいれば幸せだったのに


何故いなくなることを選んだの?


君の事を考えてしまうのは
君を失ったあの季節がまたくるせいかな…?


俺は記憶がフラッシュバックしたかのように
無意識に頭の中で昨日のように記憶が蘇る


純恋を抱き締める感覚
唇の感触



冷たくなった手


今さわっているかのように蘇る




ただ涙が溢れてとまらない


逢いたい逢いたい

今すぐ逢って抱き締めたい

もう叶わない願い



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