さみしいよダーリン★
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澄人へ
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今までありがとう。
もうあたしはあなたとは
一緒にいられません。

だから、あなたと別れます。
あなたはもっといい人を
見つけて、幸せになってね。



さようなら。

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会議が始まる直前に来た
このメールを見て俺は
我を忘れて走りだした。



とりあえず歌乃の家に向かおうと空港の出口に向かって走りだした。



だが、途中で視界の端に入った歌乃に気付き、必死でガラスの壁の向こうにいる歌乃を呼んだ。




「歌乃、歌乃!!歌乃・・・行かないでくれ・・・歌乃・・・・」



歌乃が見えなくなると俺はその場に膝をついてうなだれた。



他の人間にどう見られようがどうでもよかった。



歌乃を失った悲しみが一気に押し寄せ、立てなかった。



どうして気付いてやれなかったんだろう。


歌乃があんなに淋しい思いをしていたことを・・・



俺は・・・・俺はあいつの彼氏なのに







その1分後、進河に声をかけられ、我に返った俺は会議にも出ずに家に帰った。





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