さみしいよダーリン★
「あなたですね?」



そう言うと、俯き黙ってしまった。



「あなたは」


「申し訳ございませんでした。」



俺の言葉をさえぎり、彼女は言った。



「ただの嫉妬です。去年から段々と社長に惹かれていってました。それで、告白しようか迷っている最中に恋人が出来たことを知りまして、それで・・・・・・」



彼女は涙ながらに話した。



そんな姿を見ると、泣いている歌乃を思い出す。



俺が傷つけて泣かせてしまった歌乃・・・



「気持ちはありがたいですが、俺は彼女一筋でして。」



その気持ちだけは、初めて会ったときから変わらない。



今だって一緒にいるだけで、本当に幸せな気持ちになれるんだ。




「そのようですね。」



涙を拭き、微笑んで彼女はそう言った。



そして最後にもう一度謝って彼女は部屋を出ていった。














だけど、何で俺に恋人が出来たことを知っていたんだ?




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