さみしいよダーリン★
澄人SIDE


「はぁ・・・これでいいか。」



片付けた書類の山を見て、溜め息を一つ。



そして、カレンダーを見る。



まじまじと、今日は8日目じゃないのか?



今夜から、歌乃との甘い夜が解禁するんじゃないのか?



変わるはずのない、日を見て、また溜め息。



先週の2/14(木)から、今日は6日目の2/20(火)。



時刻は只今7:20。



もういつもなら帰る時間だ。



でも・・・・・・・・・・・・・



帰ったら、自分を抑制できなさそう・・・あぁ、30歳にもなって何やってんだ俺は。



こんなんじゃ、歌乃に捨てられるぞ・・・(T△T;)



ヤバイ・・・・・・・・・・・



もう少し仕事をしてから
帰ろう。。。






































「何をあんなに悩んでるんですか?」


「全て、歌乃さんが原因ですよ。」


「えっ・・・あたしのせい?」


「そう。歌乃さんが、一言こう言ってあげれば社長は元に戻るんですよ!」


「一言?」


「えぇ。それは───────」






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