さみしいよダーリン★
「それじゃぁ、レストランに行きましょう?」


「あ、はい。」



ま、いっか。



あたしは考えるのをやめて、知里さんについていった。






「わぁ、綺麗なレストランですね!」



外側は、何だか可愛いオシャレな感じなんだけど、内装は中世風で綺麗な感じになっていた。



「でしょ?遊園地を甘く見ないでね!」



ニヤッと笑った知里さんに、あたしも笑ってしまった。



こんなところを貸し切りでいられるなんて、贅沢だなぁ。


今度は澄人と一緒に来よう!




奥の席に座り、二人でメニューを決めて、待っているとき



RRRRRR・・・・



「あ、電話だ。」


「誰から?」



突然の電話の相手は



「澄人です。どうしたんだろう。」


「早く出てあげたら?」


「あ、はい。すいません。」



あたしは席を立ち、電話に出た。




「もしもし?」


「あ、歌乃?」


「どうしたの、澄人。」


「遊園地はどうかなと思ってさ?」


「遊園地では遊んでないの。でもレストランの料理はとっても美味しそうだよ!今度二人で食べに来ようね!」


「おう!」




あぁ・・・何だか、声聞いただけで会いたくなってきちゃった。




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