虹色サイダー
■九帖 白藍

水色より本当に若干白いのが白藍。

反省と仲直りと、青さを。


■十帖 蜂蜜色

肌色よりも黄味の強い、寧ろ日本人の肌に多そうな色。

背負われて近づく二人と、ちょっと溶けてゆく思李の心をイメージ。


■十一帖 菜の花色

鮮やかな黄色、美味しいあれです。

春が来た…わけではないけれど、嬉しい出来事に花が咲く、明るい感じを。


■十二帖 浅葱色

緑がかった青。

由惟のイメージと前回から反対へ向かうように。


■十三帖 薄桜

桜色よりほんの少し濃い、紫がかる色。

ようやく認める心と、儚さをなんなく。


■十四帖 若紫

赤味の強い紫色です。

紫というと高貴で大人なイメージですが、そこまでまだいかない雰囲気と。

兄貴の邪魔を。


■十五帖 月白

青っぽい白です、いや白っぽい青…

縁側で大事な話をする二人の心情と、穏やかさ、月のイメージで。


■十六帖 薄紅梅

紫がかった薄ピンクというか。

夏梅の登場と二人のガールズトークやらなんやらを。


■十七帖 鴇鼠

うすーい紫です。

ほのかだけどひとつの決心と、淡い切なさ…かな。


■十八帖 薄花桜

実は群青色のような青系の色です。

虎の決心と思李の心。

桜のはずなのに青い、芯の通った雰囲気を…と思っていたと思います。

 
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