キミとの時間



「りっちゃん、剣斗に何を言ったの?」



「ひ・み・つ♪♪」



ウィンクをしながら言うりっちゃん



すべてが訳分からないんだけど!



りっちゃんは剣斗が好きで、でもりっちゃんは剣斗を応援している様子…



「お前、大丈夫か??」



「えっ?? なんで??」



「眉間にシワを寄せていたから」



「ちょっと、考え事していた…」



「そっか あっ、貴史達も来たぞ」



「ほんと…」



「みーーくーー!!」



わたしの声は、有紗の声で遮られた



「く…苦しい…」



「心配したんだよ!!! 何にもされなかった?? 大丈夫??」



わたしにギューっと抱きつきながら言う有紗



苦しいよ!!



「その前に…有紗…く…苦しい…」



「ごめん!! 大丈夫!?」



「だ、大丈夫だよ…」



正直死ぬかと思った…




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