キミとの時間


─────
数時間後
─────


「つ…疲れた」


剣斗をあれからみっちり現代文を教えた


当の本人は机におでこをつけぐったりなっている


いつも教えているときより厳しくしていたのは内緒だけどね…



「おつかれー♪」

「お前は鬼か!!」

「鬼じゃないもん 剣斗君の事を思って一生懸命教えたんだよ」

「いゃ! あれはどー見ても鬼だ!」

「はぃはぃ ぐちぐち言ってないでテスト勉強しなくちゃ」

「…あとで覚えておけよ…」

「………。」


次は私が剣斗に教えてもらう番…


みっちりしごかれそうです…

トホホ……


< 32 / 226 >

この作品をシェア

pagetop