狐面の主人


【よっしゃッ!!
安心しな五穂!この鼠・雨珠がお前の親友になってやるよッ!

困ったことがあったら、いつでもオイラに言いなッ!!】


威勢の良い声と共に、雨珠は自分の胸を叩いた。




「…親友………お友、達…?」


友達なんて、今まで持ったことが無かった。

だから今、五穂にとって、目の前の鼠が、どれ程大きな存在になっただろう。



「は…っ、はいっ!」


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