【短編集】時空郵便
六通目:いつまでも続く手紙

真っ白な壁。

水色の花瓶に赤と黄色の花。

消毒の匂い。

葉の落ちた桜の木。

ママは、ここに来ると少し悲しそうな顔をするけど

僕はこの景色が好きだと思うんだ。






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