らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
このまま、裕貴君の事を言ってしまうべきか、



何れは言わなくてはいけない事だし・・・。



でも、言って今すぐ別れさせられるのも嫌!



「お父様・・・何でも・・・・・。」



ガチャッ。



「えっ・・・?」



私はドアの方を向いた。



えっ・・・?裕貴君?



「君、今取り込み中だぞ!」



お父様がいち早く怒鳴った。




「すみません、でも、少し聞こえてしまったもので。


申し遅れました。


私、蘭子さんとお付き合いさせて頂いている


三上裕貴と申します・・・。」



「何だね!急に入ってきて!」



「お嬢さんと・・・蘭子さんとお付き合いをお許し下さい。」



頭を深々と下げる裕貴君。



私も一緒に



「お願いします。お父様。」



頭を下げた・・・。




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