らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
奈緒美さんとの待ち合わせ場所に行くと、



もう既に奈緒美さんが待っていた。



「奈緒美さん!」



「あっ、お嬢様。」



奈緒美さんと裕貴君は会釈をした。



「今日は本当にありがとうございました。」



「いいえ。お嬢様のお顔も朝と全然違います。



こちらこそありがとうございました。」



「それじゃあ、お嬢様行きますよ?」



そう言って少し歩いた私達だが、



「奈緒美さんちょっと待ってて!」



そう言って私は裕貴君の元へ走った。



裕貴君の耳元で



「ちゃんと毎日ネックレス付けてね!」



と囁いた。



「分かってるよ。」



と笑顔で答えてくれた裕貴君。



チュッ



「またね!」



そう言って私の短いデートは終わったのだった。



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