約束の場所~あたしとあの子と彼の恋~
次の日、あたしは大樹を屋上に呼び出した。
「上野、話って何?」
相変わらず私を名前で呼んでくれない。
愛羅のことは名前で呼んでるのに・・・。
「あのね、大樹ってさ・・・愛羅のこと好きでしょ?」
「あぁ・・。」
「でね・・・愛羅に頼まれたんだけど・・・
愛羅を諦めてくれないかな・・?」
私は、頼まれてもいないのに・・
愛羅が『大樹に想われて困ってる』と相談されたって・・
嘘をついた。