好き


「あの〜鈴さん?」

ハッ!!



わたしが現実に戻ったときにはもう、大和の顔がすぐそばにあった。

(恥ずかしい〜
わたし、いま絶対顔真っ赤だよぉ。)



パッと顔を背けると、大和がいつもより低い声で話し始めた。



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