花の傭兵
ララミーの民
ローズたちは、男ものの服を買い、宿屋で着替え、手早く昼食を食べた。

「まだ、日が高いから出かけよう。ララミーの民の村が一番近いんだが、そこは避けたいから、カザフの村へ回ってからアレン国だ」

バードは地図を示して言う。

「避けたいってて何かあるの?」

「あるの?じゃなくてあるのかだ。もっと男っぽく話せ。…ララミーの民は翼のある少数民族なんだ。だから、空が飛べる。傭兵としては高値で雇われるぜ。だが、ほとんどは村から出ない変わり者の民だ。自分たち以外は迫害するという噂だ。俺も会ったことはない。もう出かけるぞ」

バードは地図を巻いて背のうにしまった。

翼のある民か。会って見たいな。

ローズはバードの後を追って宿屋を出た。




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