◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆
大学時代の、奈々の友人が受付をしていた。
俺の顔を見て、一瞬驚いた顔をしたが…すぐに安心したような笑みを俺に向けた。
「修二くん…来てくれてありがとう。」
「当たり前だろ、…親友と…大事な友人の結婚式なんだからな。」
「修二くん。。…うん。そうよね、あっもうすぐ始まるから。」
「ああ、ありがとう。」
そうだ。
今日は、
…親友と、
…大事な友人の
大事な日なんだからな。