遊女と経営者の恋愛事情
過去の記憶はないけれど。
あなたとこの先一緒にいられるなら。
どんな事も乗り越えられる気がする。
二人で…乗り越えて行きたい。
つらい過去も…見えない明日も。
あなたとなら
全部背負って行けると
私は信じてる。
「何ニヤニヤしてやがる。少しは緊張感ねぇのか」
「全然ないよ。龍也さん…大好きです」
私は握られた手を
ギュッと強く握り返した。
もう二度と離れない様にと。
END