恋は優しく~Sweet Love~
+ゆれる想い
――翌日


いつもと同じ朝……じゃない!?
何これ…私の机が…落書きされてる。

「あんたさぁ、裕人君のなんなの?」

「何って……クラスメイト」
「じゃあ何で仲が良いのよ」


その時、裕人が教室に入ってきた。

「…何…だよこれ…お前ら何やってんの?」

もの凄い険悪な顔で近づいてきた。

「なぁ紗綾を取り囲んで何やってんの?って言ってんの!!」

「私を取り囲んでいた女子が離れながら、言い訳をしていた。

「あ、あのね。こ、これは違うの」

「な、仲良くショッピングの話ししてたの〜」


「じゃあこの机の落書きは何?」

「そ、それは…」

「ふざけんな!!俺そーゆう女子、嫌いなんだよね。みんなでよってたかって1人をせめてよぉ」


「ご、ごめんなさい…」

そう言って女子達は逃げていった。



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