俺様ワガママ主人×めいど

「‥まあいい」

諦めたように奴は言った。


しかし



「お前名前は」

次から次へと‥‥
逆にこっちがため息でそう。


めんどくさっ


「おい」

だーもぉ!!


美鈴は伸ばした足を組み替え、ベットの上に正座した。
そして、


「ありがとう。助かりました。感謝の気持ちでいっぱいです。どうもお世話になりました。それでは失礼しますっ」


めんどくさい
こんなとこ、早く出てってやる!



棒読み&早口で言葉を発し、素早く立ち上がる。


すると


―――‥‥‥えっ‥


「―――――」

足元がふらつき、視界がぼやける。



なに‥‥?


倒れる‥‥‥っ!?


一瞬に目をつむると








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