裏山の奥底

『ギリギリセーフ！！』

息を切らしながら教室へ入った
間に合ったと思いきや…







「セーフじゃねぇ！水戸と滝沢！！さっさと席に着け！！！」


「げっ何でいるんだよお…」

俺達はそそくさと席に向かった。
ちなみに俺達は席が隣どうしだから、たいてい学校では悠紀といることが多い。





「優吾悠紀おはよ」

声をかけてきたのは栗見 静香(ｸﾘﾐ ｼｽﾞｶ)
席が近く、こいつも腐れ縁の仲だ。


「やっと学校だねぇーみんなと会えるのとても楽しみだったの」

…言うのを忘れていたが、静香って名前のくせにやたらよくしゃべる


まぁそんなところも彼女のいいところなのかもな。












「そこの３人静かにしろ！！」

また担任から怒られた
仕方ないから大人しくすることにした



「夏休み中みんな事故とか無くて安心した！！宿題は持ってきたか？」


俺はほおずえをつきながら担任の話しを聞いていた。
実に眠くなる話しだ…








「えー最近…」