【中】好きになりました、付き合ってください!!
「お、亮佑!!今日はギリギリだな」


笑顔で近づいてくる知哉。


「ん…」


全く会話をする気の起きない俺は、ドカッと椅子に座った。


「どした?もしかして、真里亜ちゃんとケンカでもしたか?」


冗談を言ってるつもりだろうけど、図星。


「…っせぇよ」


つーかケンカなのか?

ケンカの方がまだマシだ。

意味がわかんねぇんだから。




「まじで?RIKOが原因とか!?」


「知るか。全然連絡取れねぇんだから」


「は!?」


驚く知哉を無視して机に顔を埋めると、急に睡魔が襲ってきた。


どうせ授業中は会えない。

昼まで寝るか。
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