milk-ミルク-
「えっ?!渉、牛乳飲むの?」
隣で驚いている颯人。
その声も虚しく、俺は牛乳を飲んだ。
ゴクリと。
「…………?」
味がしねえ――――
「渉…?吐くなよ?」
「……まっず!!!!!」
まずい。
まずい。
味ないよコレ。
ただの白い水!!!!!
「無理するから……」
ああ――っ
ムカつく!!!!!
俺は手に持った牛乳を握り潰して、
「ごらあっ」
ゴミ箱に入れて
自販機から離れた。