永遠の愛を教えて。

「慎治…」


激しくなる鼓動…

慎治の腕をギュッと握りしめ、慎治の顔を見ようとした時




『キュゥ…… 』


と、あたしのお腹が鳴り響いた。



「プッ…クッ…アッハハハーー!!」



慎治は、お腹を抱えて笑い始めた。



「アッハハハーー!!最高だよ!美輝ぃ~~!!このタイミングで鳴るかなぁ~~!!」



「ヒドイ!!そんなに笑わなくてもいいじゃない!!」




「だってさぁ~ー…」


あたしの、お腹が鳴ったタイミングがツボにハマったのか、慎治は、その後、2分近くも、まるで、少年みたいな笑顔で笑い続けた。



その顔が、可愛かったから許してあげるけど、もう、最低だよ。


あたしのお腹のバカ。




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