永遠の愛を教えて。

「キミは、本当に解っているのか?理想と現実は違うのだぞ。」



「はい。覚悟の上です」



美輝がハッキリと、そう告げた。





「ーー……そうか…解った。」



「えっ!?」



「慎治と、キミとの結婚を認めよう。」



「社長!」


「親父!」



「美輝さん、慎治の事を、宜しく頼みます。」



「親父…ありがとうー…」





「ありがとうございます」



美輝の瞳から、綺麗な涙がこぼれていた…





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