NAO



 「あっやっぱり羨ましいんだ!古賀さんには彼氏がいないからな。」


 「なっ直樹君!」



 古賀さんは顔を真っ赤にして怒っている。


 そんな光景を見ていたあたしは、何だか可笑しくて笑っていた。


 笑っているあたしを見た2人ー…。



 「愛ちゃん、何で笑うのよ!」


 「古賀さ…クスクス…ゴメ…」



 古賀さんに謝るけど、やっぱり笑いは止まらないみたい。


 そんなあたしを見ていたナオ。



 「やっぱり、愛は笑っている方が良いな!」


< 206 / 367 >

この作品をシェア

pagetop